私たちは、豊かな環境を未来につなぐため、環境を損なうことのない土木が当たり前となる世界を目指し2024年に当協会を立ち上げました。
有機土木とは、土中を含めた健全な水と空気、有機物の健全な循環を損なわないことに視点を向けて大地と向き合う土木の技と智慧の体系であります。それは決して新しい視点ではなく、古来より土地に根差して暮らしてきた人々が育んできたものであり、長い年月のなかで実践と検証を重ねながら受け継がれてきました。
先人たちは、大地の息吹を損なうことなく、田畑や水路をつくり、橋を架け、道を通し、建物を建ててきました。その姿は、自然と共に生きる知恵に満ち、あらゆるいのちが喜び、心豊かに暮らせる世界を映し出しています。
NPO法人地球守と一般社団法人有機土木協会 事務局・会員窓口を一つにします。
2016年にNPO法人地球守を設立し、これまで約10年間、活動に共感くださる皆様と共に活動してきました。
2025年3月より、NPO法人地球守と一般社団法人有機土木協会双方の創始者である高田が、両団体の代表を再び兼ねることになったことを踏まえ、事務局を一本化し、会員窓口も有機土木協会にて統合する運びとなりました。
一本化によって運営をスムーズにし、そして皆様にとって、シンプルに分かりやすいものとし、そして想いを共有する会員の皆様と共に、大切な活動そのものに集中していきたい、そう考えております。
地球守も有機土木協会もいずれも、土中環境の視点に基づいた私たちの活動やあふれんばかりの思いの発露によって行うもので、根っこは一つです。
また、私たちの活動そのものは地球守活動であり、今後も、その時その時にすべきことに集中し、そしてそれを広めてゆくことで、人にとって、生きものたちにとって、そして永遠の大地地球にとって、豊かで温かく、生きる喜びと希望に溢れる環境へと、立ち止まることなく歩み続けたいと思います。
NPO法人地球守は今後も存在し続けます。しかし、激しい時代の変化、環境の変化に従って、その時やるべきことは変わり続けることでしょう。
ただ、その根本にある私たちの思いは変わることなく、各地域で地道に人のため大地のために活動なさっている方々と共に、微力ながらもこれからも地球守活動をずっと続けてまいります。
当協会では学習会や現地見学会、実践的な勉強会などにご参加いただきながら、共に学び合うかたちを基本としております。
正会員でご登録いただきますと、オンライン学習会へ無料参加や、現場参加の機会のご案内などより深く学び、実践する機会をご案内しております。名称 | 一般社団法人 有機土木協会(Organic Civil Engineering Assosiation) |
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住所 | 〒265-0051 千葉県千葉市若葉区中野町2171−2 |
設立 | 2022年6月 |
代表理事 | 高田宏臣 |